うつ日記 ~うつを克服するための日記~

うつ病のため休職してから復帰するための体験、工夫、Androidアプリの紹介、アプリの作成ノウハウなど。アプリはこちら→ https://play.google.com/store/apps/details?id=tokin_kame.utunikki_app

自己紹介など。

今まで、ブログは避けてきたのですが、作っていたAndroidアプリも公開できたことですし、アプリ開発のノウハウなんかも書き残したいというのもあって、ちょっと始めてみることにしました。

作ったのは、うつの人向けの体調管理アプリなのですが、このアプリを作ろうと思ったのは、自分の経験から必要性を感じたためです。

今回は、自己紹介として、今日に至るまでの経緯を書いてみます。

 

2001年入社

2004年頃からうつ状態のため残業ができなくなる

2005年の7月から5か月間休職
この時は以下のような薬を試していた

2005年12月に元いた職場とは違う職場へ復職した

薬の副作用で眠気が強かったのと、新しい仕事で覚えることが多かったこともあり、思うように仕事ができず、悩んだ末、元いた職場へ移動を申し出ることにした

会社に行くのがつらかった

2006年12月頃、元いた部署へ移動

眠気は続いたが、わかっている仕事だったので、何とか仕事をしていた
2007年12月頃からトリプタノールを飲み始めて劇的に回復した

2013年になるまでは大きな問題はなく働いていた
2013年1月頃から毎月、月に3日連続して休むようになり、精神的にもつらい状況となっていき、休職して療養することになった
2014年9月頃にトフラニールを飲み始めてから劇的に回復
2014年12月初めから図書館通勤を開始
2015年2月末、復職

2005年頃は、医者に全てを任せていました。
うつなんて薬でどうこうなるものではないと思っていました。
実際、色々な薬を試してみても、大した効果はありませんでした。

ところが、トリプタノールを飲み始めて体調は一遍しました。

その後は多少の波はあるものの、普通に仕事をし、残業をしたりもしていました。
社内や学会で表彰を受けるほどに仕事は順調にいきました。

相性の良い薬と出会うことの重要性を痛感しました。

それが、2013年に入ったぐらいから、徐々に体調が悪くなってしまいました。
直接的な原因は、これまで頼っていたトリプタノールの効き目がなくなってきたことのようです。
医者が言うには、時間がたって薬が合わなくなるということはあるらしいです。

ここから、再び、私の薬探しが始まりました。
薬との相性の重要性を実感していた私は、毎日の調子を日記に付け、処方の内容と突き合わせて相性を見極めようと思いました。

病院へ行く前にはExcelへデータを打ち込み、集計して調子の変化客観的に捉えることにしました。
その情報は、時に医者の判断を裏付け、時に医者への提案になりました。
きっとこの情報がなかったら、もっと休職は長引いていたと思います。
永遠にさまよい続けたかもしれません。

今、体調が安定し、復職ましたが、日記は付け続けています。
また以前のように、薬との相性が合わなくなる可能性もありますし、体調の波を把握しておきたいということもありますので。

だた、日記の付け方は変わりました。
以前は紙で付けていましたが、集計したり処方と突き合わせたりする手間がかかったので、図書館通勤の時間を利用して、体調管理用のアプリを作成しました。
そのため、より詳細に体調を記録することができるようになり、すぐに集計結果を見ることができるようになりました。

このアプリはAndroidのPlayストアで公開しています。

よろしければ、お試し頂き、ご意見など頂けましたら幸いです。

 

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