大気の見えない力。
念を送ればべちゃっと潰れるとか、呪文を唱えれば水がどばっと動くとか、そんな力を操るために、アトモスフィアという精霊を力を借りる。
...夢見がちな書き出しの割には、地味な実験です。
要するに、大気圧の実験をやってみました。
やってみたのは、同じ原理の2つの実験です。
一つは、有名な、ドラム缶や一斗缶をべこって凹ますやつのペットボトルバージョンで、もう一つはコーヒーのサイフォンで起こる、水を吸い上げるやつ。
〇用意するもの
・500mlのペットボトル(蓋を締めるネジの部分が白いもの)
・ペットボトルの蓋 2つ
・ストロー
・じょうご
・沸騰したお湯
・深い皿
・水
〇ペットボトルを潰す実験
じょうごを使ってペットボトルに沸騰したお湯を入れる。
お湯の量は深さ3cmぐらい。
量が少な過ぎるとうまくいかなかった。
お湯を入れて、数秒待って、水蒸気がペットボトルの中に行き渡ったころを見計らって蓋をきっちりしめる。
ペットボトルを水で冷やすと、ペットボトルがべこっと潰れる。
お湯の量が少な過ぎると水蒸気がペットボトル全体に行き渡りにくいっぽい。
お湯の量が多過ぎると圧力が十分に低くならないと思われる、試してないけど。
ペットボトルは、蓋を締める口が白いものが耐熱で、透明なものは、耐熱ではないらしい。
最近は耐熱のものは少なくなっているみたいなので注意。
〇水を吸い上げる実験
ペットボトルの蓋にストローの太さに合う穴を開け、ストローを通す。
ストローと穴の間から水が漏れるような場合には、接着剤やグルーガンなどで、隙間を塞ぐ必要がある。
最初の実験と同じように、ペットボトルに沸騰したお湯を入れ、ストローを通した蓋をする。
深い皿に水を入れて、ペットボトルを逆さまにして、ストローの先を水に入れる。
ペットボトルに水をかけて冷やす。
数秒すると水がどばっとペットボトルの中に吸い上げられる。
本当は、動画でもアップしたいところなんだけど、撮影するのが難しいので、断念します。
〇実際にやってみて
本当は、ペットボトルではなく、ドラム缶とか、フラスコとかを使って直接火にかけるんだけど、それだとちょっと危ないし、めんどくさいので、今回はペットボトルと、やかんで沸かしたお湯を使ってやってみました。
その分、多少地味ではあるけど、思ったよりは上手く行ったかな。
うつ日記 ~うつを克服するための日記~
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